どうも。しがないFTMです。
まえに、就職しないで生きていく方法（FTM個人事業主）という記事を書いてから、
「俺もやりたい！どうすればいいのさ？！」
というご質問をちらほらといただいていたので、僕が辿ってきた道のりをまとめてみました。
スタートラインは未経験の知識ゼロ。
到達ラインは個人事業主として月20万くらい稼げるスキルが身に付くところまでです。
プログラミング学習はネットスクールと書籍だけで十分
使用言語：HTML,CSS,JavaScript,PHP
勉強の3本柱：ネットスクール、書籍、ネット検索
総費用：2万円
はじめに
個人差はあれど1000時間あれば月20万円は稼げるレベルに到達するかと思います。1日5時間ほど費やせば200日くらいでクリア。
使用言語は、（HTML,CSS,JavaScript）はウェブ制作では必須なので問答無用で学びましょう。どのサイトでもほぼ必ず使われていますので知識がないと仕事ができません。
その他では僕はPHPを選択しました。言語の性質上、仕事の分散化が行いやすく、遠隔でも業務を進めやすいです。つまり個人事業主として仕事を受注しやすい言語というわけですね。
ちなみに、ぐるなび、Facebook、Wikipedia、ココナラなどがPHPを使用して作られています。まあ基本的に何でも作れます。
実際に取り組んだ勉強メニュー
最初に
・ネットスクールの無料体験を利用して全体像の把握。以下の2スクールで十分。
人生を変える1ヶ月【TECH::CAMP（エンジニアスクール）】
・ProgateのHTML & CSS、JavaScript、jQuery、PHP、Command Line、Git、SQLを1周クリア
とりあえず意味がわからない箇所は深追いせず全体をなんとなく把握。この時点では50％も理解していなかったです。
【HTML & CSS】
・ProgateのHTML & CSSを2周目クリア
・HTML5&CSS3レッスンブック、HTML5&CSS3デザインブック、を2周クリア。
・これまでのHTML & CSSの知識で簡単なサイトを1から作成（3サイトほど）
【JavaScript】
・確かな力が身につくJavaScript「超」入門を1周クリア
・ProgateのJavaScript、jQueryを2周目クリア
・これまでのHTML & CSS、JavaScriptの知識で簡単なサイトを1から作成（3サイトほど）
【PHP】
・いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室、気づけばプロ並みPHP 改訂版–ゼロから作れる人になる!、独習PHP、の3冊を2周クリア
・ProgateのPHPを2周目クリア
・これまでのHTML & CSS、JavaScript、PHPの知識で簡単なサイトを1から作成（3サイトほど）
【模写】
・ネット上で適当なサイトを見つけてきて、同じように作成（3サイトほど）
【ネット検索】
・IT系の掲示板で学んでいる言語に関する知識を習得。おすすめはQiita。
【WordPress】
・実際にWordPressでブログを作り、改造して遊んでみる
（書籍は購入しなくてもネット上の情報で十分。むしろ書籍は情報が古いことがあるので要注意）
【動画】
・よくわからないところはYouTubeで調べるとわかりやすい
これらを大体1000時間くらいでクリアしました。
完璧になってから仕事を始めようとするといつまで経ってもできない
さて、1000時間の勉強が終わり、ある程度の知識はつきましたがその後どうすればいいのか全然わからず途方に暮れていました。
そもそも実践で仕事をこなす自信もゼロ。
そんな時、ランサーズ上で見つけた仕事がなんとかこなせそうだったので受注してみました。内容はちょっとしたWebサイトの改修。
実際に行ってみると、エラーが発生しまくるやらなんやらで、かなり大変でした。
3万円程度の案件に30時間ほど注ぎ、時給換算したら1000円というあり得ない状況です。今なら5～6時間もあれば完成させられるはずです。
ただ、時間はかかりましたが結果的に良い感じに完成にこぎつけ、喜んでもらえました。なにより、自分でもWebエンジニアとして仕事ができた！という自信がついたことが大きな収穫でした。
仕事にしたいなら仕事にしてしまう
結局のところ腕を磨くには仕事を通じてではなければ難しい面もあるのが現実です。
ランサーズやクラウドワークスには初心者でも受注できる簡単な案件もわりと転がっています。
単価は安い傾向がありますが、まずはお金にこだわらず仕事をこなして腕を磨いていくことが、稼げるようになる最短距離だと思います。
完璧になってから仕事をしようなんて思っていたら、置いてきぼりになってしまいますからね！
さらに稼ぎたい方は、人のための仕事から自分のための仕事へ【月60万】
紆余曲折ありつつ月20万をクリアしましたが、ボーナスもない身。それだけでは少ないので、さらに上を目指していくことにしました。
仕事を受注してこなしていくだけでは、時間に限りがあるので、どうしても頭打ちがきてしまいます。
そこで同時進行で自分の仕事も創り出していくことにしました。
Web制作とプログラミングの知識があれば何でもできます（極端な話、TwitterやFacebookのようなWebサービスを作って大儲けも夢ではありません）。
とりあえず受注した仕事をこなす一方、小規模・中規模Webサービスを開発して公開していきました。
全くお金にならないものもあれば毎月一定額を稼ぎ続けてくれているものもあります。
これらは僕がイビキをかきながら寝ている間も、インターネット上で24時間365日文句も言わず働き続けてくれています。
エンジニアとして稼ぎを増やすにはいかにして時間の切り売りの仕事から、持続的に稼いでくれる仕組みを作り出すかにかかっていると思います。
とりあえずはここ最近は月によって変動はありつつも、最低でも月60万を下回ることはなくなりました。
それでも、まだまだWeb業界では下のほうだと思います。色々工夫しながらもっと増やしていきたいですね。
他の言語を学びたい場合や性格によって成功方法は人それぞれ
僕はPHPという言語を選びましたが、別の言語を選んでも全く問題ないと思います。
人によって英語、ドイツ語、フランス語、興味や相性の方向性が異なると同じで、自分に合う言語を使っていくのが一番ですね。
ただし、あまりマニアックな言語を選んでしまうと稼ぎにくくなってしまうので気を付けてください。案件自体が少ないですからね。
基本的に成功する方法は無限にあるけれども、失敗する方法は定型パターンがあると思います。
自分に合ったやり方を見つけられないと失敗する場合が多いですね。
なので是非とも僕のやり方を参考にしつつもオリジナルなものに改造していただけると嬉しいです。
自分で調べて問題解決するのが好きな人は向いてるかも
プログラマーというと、カチャカチャとキーボードを流暢に叩いて仕事をしているイメージが強いかもしれません。少なくとも僕の中のイメージではそうでした。
けれど実際にはプログラムを書いているのと同じくらい、不明点を検索したり調べている時間も長いです。全てを暗記することは不可能に近いので、必要な技術を調べたり、エラーが出たら原因究明したりします。技術は日々進歩しているので最新情報を調べる必要もあります。
僕は比較的、色々なことを調べるのが好きなほうなので、わりと苦ではないのですが、そういうのが苦手な人はちょっとしんどいかもしれません。
逆にわからないことがあっても自力で調べて解決していくことが楽しくて好きな人にはうってつけの職業といえるでしょう。常に調べていく必要がありますからね。調べることが尽きることは多分ないと思います。
リスクを最小限にリターンを得るならおすすめ
Webエンジニアに必要なものはパソコン1台だけ。
なにかしらの事業を行うのにこんなにリスクの低い事業は珍しいのではないでしょうか。
お店をやる場合は、店舗の家賃、内装費、テーブル椅子。それに食材の在庫リスク（売れないと破棄）。などが必要で初期費用、ランニングコストいろいろ大変です。
Webエンジニアの場合は在庫リスクもゼロ。
初期費用として僕が支払ったものを思い返しても、
プログラミングオンラインスクールの無料体験・・・0円
Progate・・・3920円（980×4）
Amazon書籍・・・約16000円
合計・・・約2万円
それに加えてIT業界全体の成長はぐんぐん上昇中。つまりリターンも高いです。
ローリスクハイリターンなんて都合の良いことは普通はありませんが、IT業界においては成り立つ公式だと感じています。
僕は他にとくにやりたこともなく、Webエンジニアの道に進みましたが、今となってはネット上でのモノ作りの楽しさ、そして稼げるということで大満足しています。
というわけで長くなりましたが、プログラミングに興味がある方はもちろん、とくにやりたいことがない方も個人で働きたいならWebエンジニアおすすめだよ！という記事でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます！
あ、そうそう。この後すぐに動けるかどうかが稼げるかどうかの分かれ道になります。絶対に。
とりあえず無駄なお金は使ってもらいたくないので、プログラミングスクールの無料体験で雰囲気を感じ取ってみるところから始めてみましょう。
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