安藤大将さんについて
まだ性同一性障害やLGBTという言葉が世間に定着していない時にカミングアウトをした方で本も出版されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
競艇選手を辞めたことは知っていたのですが、その後どうされているのか気になったので調べてみました。
競艇選手時代
1962年12月6日、奈良県生まれ（2018年7月現在55歳）で、1984年に競艇選手54期生として登録。同年5月に住江競艇場でデビュー。生涯獲得賞金は3億円近く。
銃刀法違反で逮捕
逮捕されていたようです。
男性に性転換した元競艇選手逮捕…銃刀法違反
奈良県警生駒署は２７日、模造刀を所持していたとして、銃刀法違反の現行犯で同県生駒市の元競艇選手、安藤大将（ひろまさ）容疑者（４４）を逮捕した。安藤容疑者は１９８４年に「安藤千夏」で女性選手としてデビュー。２００１年に「性同一性障害」と診断され、手術を受けて翌０２年に男性選手として再デビューし、数々のメディアでも取り上げられた異色選手だった。
衝撃的なカミングアウトから５年。「女性選手」から「男性選手」として再デビューを果たし話題となった競艇選手が、今度は「容疑者」として注目を集めてしまった。
調べでは、２７日午前零時４０分ごろ、奈良県生駒市あすか野２丁目の路上でパトロール中の生駒署員が停車中の車両内にいた安藤容疑者に職務質問したところ、同容疑者は「ホンマに警官か」と返答。すると突然、車を急発進させ、５０メートルほど逃走した。その後の調べで車両内に、長さ約１メートル、幅３センチの金属製模造刀が見つかった。
安藤容疑者は模造刀所持の理由について「東大寺で買ってきた」「実は大阪の知人から、さやを替えてほしいと頼まれた」などと供述を二転三転。正当性がないことから現行犯逮捕となった。
同市内では２日前の２５日に、俵口インター近くの交差点で日本刀らしきものを振り回す“男”の姿が目撃されていた。目撃者から通報された下４ケタの車両ナンバーを照合した結果、安藤容疑者の車両も含まれていたという。
安藤容疑者は競艇選手時代の０１年に「性同一性障害」と診断。性転換手術を受け、翌０２年に旧名の「千夏」から「大将」に改名し、男性選手として登録することを発表。プロスポーツ界では極めて異例のキャリアを持つことで、当時は話題を呼んだ。
０５年に現役引退した後、一時は企業に勤務していたようだが、現在は絵画販売業を自称。家族とは過去の経緯などから、ほぼ絶縁状態だった。車内には歯ブラシが残され、生活をしていた痕跡があったという。
同署では性転換者であることから、逮捕後に「性」の意思確認を実施。本人は「男として扱って」と強く希望している。また、留置の際も従来は２人１組だが、安藤容疑者の場合は１人で留置されているという。
◆安藤 大将（あんどう・ひろまさ）１９６２年１２月６日、奈良県生まれ。４４歳。初出走は８４年５月１３日に住之江競艇で。出走回数３６４６回、優出２８回、優勝１回。生涯獲得賞金は約２億７０００万円。引退後、自身の性同一性障害を書いた「スカートをはいた少年」を出版した。１６４センチ、５１キロ。血液型Ｂ。
（参照：2007年9月28日06時03分 スポーツ報知）※リンク切れ
細かいことですが、Wikipediaでは血液型はA型となっていました。
家族とは絶縁状態で、車で生活をしていたようです。顔を知られて公表している分、人知れぬ苦労があったのでしょうか。
大阪で霊能師
なんと霊能師に。公式？HP↓
↑安藤大将さんが描いた200万円の絵。エイズやガンが治るそうです。
「今は霊能師に専念」
●現役選手時代、性同一性障害と診断され女から男になった
「わたし、男子校出身です」を書いたファッションモデルの椿姫彩菜。
明るく性同一性障害を告白し、今や美形タレントとしてバラエティー番組から引っ張りだこだ。
きょう登場の安藤大将さんはかつて女子競艇選手だったが、性同一性障害から
男子選手になったことで知られる。３年前に引退した安藤さん、今どうしているのか。「もう競艇選手時代のことは忘れました。今は霊能師に専念しています」
こう話す安藤さんと会ったのは大阪市中央区にある「日本霊能者連盟・千日前道具屋筋鑑定室」。
壁紙とテーブルクロスは黒で統一されている。「昔から霊感が強いと評判だったんです。子供時代、見知らぬ人がよく訪ねてきて、
運勢とかいろいろ助言を求められることが多くありました。実際、１７歳の頃から
おカネをいただいて占っていましたし」競艇選手だったときも続けていたという。
「名前は言えませんが、何人もの選手を霊視してアドバイスしましたよ。
それで成績が上がった選手もずいぶんいます」安藤さんの存在が広く世間に知られるようになったのは０２年３月。
前年８月、岡山と大阪の大学で性同一性障害と診断され、それまでの安藤千夏から
安藤大将と名前を改め、男子選手として改めて登録された。「笹川記念会館で性同一性障害を克服して心機一転の記者会見をさせていただいたときは、
すでに除去手術で胸をとり、男性ホルモン注射で治療を始めていました。不安？いえ、
それまでは自分が頭は男で体は女であることを隠してました。そのことをオープンに
できる喜びの方が大きかったですね」とはいえ、女から男へ、だ。苦労もあっただろう。
「宿舎で風呂に入って選手と話すときは、手で前を隠さなければならない。
そのへんがちょっと面倒でした」引退は０５年９月。競艇選手生活は２１年に及び、その間に優勝１回、
総獲得賞金は３億円を超えた。そして、現在では下半身もカナダで手術を受けた。「心身ともに男性になって、実は婚約者の彼女もいるんです。もちろん、ボクのことは
すべてわかってくれていますよ」●「霊視してアドバイスしましたよ。」
日本霊能者連盟の仕事と、自らが主宰する「大将のャ」なる霊能スペースが主たる活動の場だ。
「電話相談も受け付けていましてね。ボクのストーリーを知って、性同一性障害の悩みを
相談してくる人もいる。ボク自身、競艇選手時代、性同一性障害に苦しみましたが、
ファンのみなさんの温かい声援が苦しみを忘れさせてくれ、生きていく励みになりました。
だから、これからは霊視を通じて性同一性障害の人も含め、少しでも多くの悩める方々の
相談に乗って、適切なアドバイスができたらと思っています」（参照：ゲンダイネット）
この記事によると以前から能力？はあったようです。
↓下記のブログの方が実際に霊能師としての安藤さんと関わりがありお話をされたようです。写真の眉毛がとても長いのが印象的です。
日本霊能者連盟千日前道具屋筋鑑定室での鑑定は１～２ヵ月で辞めてしまったとのことで、現在どうされているのかは不明です。
波乱万丈な人生ですね。どこかで穏やかに生活されていることを願います。
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